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心の旋律

果てしなく つづく空に
行きつくところはあるのだろうか
雲は流れる
歩きはじめた心のリズムに
記憶する 新しい旋律を
風の速さや 水の流れる方向を
もとめなくてもいい
季節の中にある 囁きを聴くこと
一粒の砂になって
群青の海を舞う
どこからか
歌声が 響いてきたら
迷うことなく その真実を
探しにいける 心の中に